AdSense広告画面

以前このブログでタグページのコンテンツ不足により、アドセンス広告の配信停止になったときの回避策を紹介したことがあります。

でも、あの方法は CSS で広告コードを display:none にしているので、レスポンシブデザインでない限りポリシー違反になってしまいます。

このブログはレスポンシブですが、そうじゃないブログで採用するとマズいのです。

あれから約1年。ずっと頭の隅にあって他の方法を考えていたのですが、昨日、突如アドセンス広告を非表示にするアイデアが湧きました。

display:none を使わずにSeesaaブログのコメント設定を使えば特定の記事でアドセンス広告を非表示にすることができるので、そのカスタマイズをご紹介します。

アドセンスのポリシー違反の確認 display:none は使えない

以前、投稿した「サイトへの AdSense 広告配信が停止されています」への具体的な対策で紹介したのは、例えばコンテンツ不足のタグページでアドセンス広告コードを非表示にするという方法です。display:none を使って。

AdSense の公式ヘルプ「広告掲載に関するポリシー AdSense 広告コードの修正」の一部を引用してそのあたりを確認しましょう。

禁止されているコードの改変方法

AdSense コードについて、禁止されている改変方法は次のとおりです。

  • display:none などを使用して広告ユニットを隠す(ただし、レスポンシブ広告ユニット)を実装している場合を除きます)
  • コンテンツを覆い隠すような方法で AdSense 広告コードを設定する
  • 何らかの方法で 1 ページに 4 つ以上の AdSense 広告ユニットを表示する
  • 非表示キーワード、iframe、その他の方法を使用して広告のターゲット設定を操作する
  • メールやソフトウェアで広告を配信する
  • 広告ユニットをフロート表示させ、ユーザーの注意を不当に引き付ける

但し書きにあるレスポンシブ広告ユニットを導入している場合を除くという表現が微妙すぎです。

例えば記事下のダブルレクタングルの両方がレスポンシブ広告ユニットだとします。スマホで閲覧されたときに2つのレスポンシブ広告が縦に並びますからアウトです。 » 許可されない配置方法の例(AdSense公式ヘルプ)

それを回避するために片方のレクタングル広告を display:none で非表示にするのはオッケー、と解釈してデザインしたらヤバいんじゃないかなとボクは思います。

パソコン画面で比較的報酬効果の高い「記事下のダブルレクタングル」を行うには、完全なレスポンシブスタイルだと、モバイル場面では、レクタングルが縦に2つ表示されてしまい、アドセンスの規約違反になるからです。

それなら、レスポンシブ部分のスタイルシートでレクタングル1つを「display:none;」すればいいじゃないか、と思われるかもしれません。僕もそう思いました。

が、Simplicity作成時に調べた感じでは、それもアドセンス規約違反になるっぽいです。
Simplicityが「ファイルを生成するキャッシュプラグイン」と相性が悪い理由

前置きが長くなってしまいましたが、display:none を使うということはアドセンス広告コードを HTML 上に残したまま、単に見えなくしているだけです。

アクセスに伴い広告は表示カウントされますから、広告主にとって不利益になる可能性があるということですね。

そういうことをやっちゃダメよというのが基本的な考え方だと思うので、広告主の不利益にならないよう HTML に広告コードを書き出さなければ良いわけです。

コメント表示有無のフラグを利用する

海外の AdSense 系フォーラムを見ていると、JavaScript や jQuery で広告コードを非表示にする例が見つかりますが、結局、予め display:none を指定しておいてスクリプトでこの表示を display:block に書き換えるという方法がほとんどです。やっぱりグレーですから安心して採用できません。

今回ボクが考えたのは、記事のコメント欄を使う方法です。正確に言えばコメント欄ではなく、コメント表示の有無を確認するためのフラグを使います。

よろしければ最初に動作を確認して頂ければと。このブログに「お問い合わせ」のページがあります。 ここにアドセンス広告が表示されたら明らかにコンテンツ不足でアウトです。
» お問い合わせページ

いま読んで頂いているこの記事もそうですが、記事の中間と記事下のダブルレクタングルのひとつにアドセンス広告が表示されるようにテンプレートをカスタマイズしています。

Seesaaブログ記事のコメント表示有無

お問い合わせのページとこの記事は「コメント表示を有効にしているか無効にしているか」の違いがあります。

お問い合わせはコメント表示なしで、この記事はコメント表示ありです。

accept_comment_show 変数を利用した広告切り替えコード

<% if:article.accept_comment_show -%>
<!-- ここにアドセンス広告コード -->
<% else -%>
<!-- ここにそれ以外の代替広告コード -->
<% /if -%>

アドセンス広告コードを貼り付けている個所を上記のコメント表示有無の if 条件付きに置き換えるだけです。とても簡単です。

記事 HTML の変数は制約だらけです。display: none を使わず、document.write などでアドセンス広告コードの痕跡を残さずに記事をすみ分けする方法は、多分この if 条件フラグしかないと思います。

トラックバックにも同じようなフラグがあります。いまどきトラックバックなど使わないのでこっちのほうが良いかなと考えました。でも、アドセンス広告を表示したくない記事にトラックバック入力欄を表示するか、その逆か。どちらにしてもブログにトラックバック欄が表示されているというのがちょっとダサくて不採用です。

ただ、トラックバックのフラグを採用してトラックバック欄の HTML を noscript で非表示にするという方法はアリです。

アドセンス広告コードを非表示にしているわけではないので、ポリシーに引っかかる要素がありません。

記事 HTML にコードを追加したら、あとは記事一覧から一括編集を選んで、アドセンスを表示したくない記事のコメントを「受付しない/表示しない(×/×)」に編集するだけです。

コメントを受け付けて表示しない(○/×)だと、コメントした人が可哀想ですから両方×で。

まとめ

今回のコメント欄を使ったアドセンス広告コード非表示のカスタマイズは、HTML 上に広告コードを吐き出さないところがポイントです。もちろんアドセンス広告コードも一切改変していません。

もしこの方法がポリシー違反でアウトということであれば、Wordpress のプラグイン AdRotate も Quick AdSense もアウトです。Seesaa ブログのデザイン > コンテンツにある、トップページ・記事・カテゴリ・過去記事の表示非表示を選択するオプションも同じくアウト。

Wordpress プラグインで 404ページのアドセンス広告を非表示にするのと同じ機能を Seesaa ブログに実装しただけかと。

以上ご紹介しましたが、この方法を採用して広告配信停止(その先も含む)になったとしてもボクは一切の責任を負いませんし、損害が発生しても保障しません。くれぐれも自己責任でお願いします。
» 免責事項(ちなみに免責事項ページも同じ方法で AdSense 広告は非表示です。)

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